「小部の里」から「つくばね」に戻ってきました.
その間,ウィリアム君の看病でブログ更新どころではありませんでした.
どうもすみません.

そして,

9月21日未明,愛猫のウィリアムが天国に旅立ちました.享年9才. 

IBDという病気で,普通なら数か月の命と言われながらも, 
頑張って3年生きました. 

動物病院の前に捨てられて, 
貰い手がつかず,我が家に迎えたのが5才半の時. 

最期の日は,わずか6時間で, 
食べられなくなり,飲めなくなり, 
歩けなくなり,座れなくなり,立ち上がれなくなり, 
それでも立ち上がろうと, 
パタン,パタンと寝返りを打ち続け... 

最期の瞬間,実は私は見逃してしまいました. 
つい転寝をして,目覚めたらもう息をしていませんでした. 

目はあいたままで,まるで生きているようで, 
思わず体を揺すり,胸に耳をあて,人工呼吸もして, 
でも,体は冷たく,硬くなっていくばかりで... 
認めるしかありませんでした. 

それにしても,容態の急変というのはこういうのをいうのですね. 

まだ部屋のそこかしこに,彼の気配はしていて, 
足元をすり抜けたり,椅子に飛び乗ってきたり,ベッドで丸くなっているようで. 
たまに鳴き声が聞こえたりしてドキッとしたり. 
(実際はほかの子の鳴き声なんだけど) 

これからは女の子2匹を,ちゃんと守っていくからね. 
ありがとう,ウィリアム君


サラちゃんは、
すくすくすくすく大きくなって、
後ろから見るとまるで、

牡丹餅
とても美味しそうです。
可愛くて、食べちゃいたい

お久しぶりです。
福ちゃんの「つくばね日記」です。

ところで、今月の26日から神戸市民になります。
というわけで、「つくばね」ではなくなってしまうので、どんなタイトルにしようか思案中です。

猫たちの引っ越しは、とりあえず私が軽自動車に乗せて高速道路を陸送します。

とても心配です。

とりあえず、レスキューレメディは確保しました。
2~3時間おきに休みながら、26日の朝8:30には現地に到着していなければなりません。

とても心配です。

引っ越しのきっかけは今回の地震と原発事故ですが、
行き先を神戸にしたのは、先延ばしにしている博士論文のフィールドだからです。
今年中になんとか目途をつけたいので。
#神戸っ子へのあこがれもちょっとありますが(笑)

当面、半年程度と考えていますが、今後の状況によっては、そのまま居座るかもしれません。

それにしても、引っ越しの準備が進まないので、、、
とても心配です。
暑い日が続いています。
暑いのに、なぜか、
暖かい高いところで寝ている
アイリーンさまです。

ちょっと心配なのは、
アイリーンさまの
食が細いこと。

夏バテ?

だったらもっと
涼しいところでお休みになれば
よいのにと思います。

お気に入りの場所は、
お外のエアコン室外機と壁との隙間。
なんでそんなところで...
探しちゃいましたよ!
アイリーンさま。

そんなアイリーンさまのお仕事は、
皆のものを代表して、執事に対し、
「おなかが空いたぞよ。食事はまだか?」
と要求されることです。

他の猫どもは、その要求が通るまでの間、
だまって待っています。
決して一緒になって鳴いたり騒いだりいたしません。

どうも「おなかが空いたぞよ」は、
アイリーンさまの大切なお役目のようです。

で、それだけ「空いたぞよ」といっておきながら、
本猫は小食で、ちょっぴり残さはります。

アイリーンさまは、
ちょっと不思議な猫なんです。
うちの3猫は完全室内飼い+αです。

なにがαかというと、うち、アパートの1階なんですね。
で、ベランダ部分に相当する地面はコンクリートになっていて、
隣の敷地との境にある塀&フェンスまでは土です。
(土の部分には人工芝を敷いています)
(勿論、ペット可物件ですよ)

で、何をしたかというと、
2階のベランダ下から鳥よけネットを垂らし、
それをフェンスにくくりつけ、
左右はラティスとか使って脱走防止策をして、
部屋の窓に猫用出入口を挟み込んで、
この僅かな空間だけは「お外」を楽しめるようにしているのです。

福ちゃんの「つくばね日記」

うちは風通しが良くて、
玄関横とベランダ側の窓を開け放つと、
ぱあっと気持ちよく風が通ります。

猫たちも玄関横の窓から「お外」を眺めるのが大好き。

でも、ここに、侮ってはならない一匹が・・・
ウィリアム公です。

彼は、玄関から「お外」に出る回数が圧倒的に多い。
(勿論、キャリーに入ってですけど)

ウィリアム公は賢いので、ベランダ側より広い世界があることを、
どうも分っているらしいのです。

ママがここを通って「お外」に出る。。。
その瞬間が狙い目。。。

虎視眈々と窺っているんですね~~;;

まあ、基本的に室内飼いだし、
性格的にもビビリだし、
飛び出したところで、
うちの前は大きな車が絶対に入れない路地に面しているし、
私が追いかけてくるのを待っているくらいだし、
そんなに心配はしていませんが、
それでも、
慎重にヤツの狙いを阻まなければなりません。

飛び出しても直ぐに捕まえられるんですけどね。
それはまあ、いいんですけど(よくないけど)、
草をはんで、あげくに吐き戻すのは止めて欲しい(-_-メ

「お外」は楽しいにゃ!ママも来るにゃ!
by William

私は、シングルベッドに枕を2つ並べて寝ています。
どうしてそういうことになったかというと、
別に、すてきな人間のカレシがいるとかではありません。

寒い季節、冷える季節、、、
そう今年はつい最近まで、
毎晩、私の懐でお休みになるアイリーン女王陛下。
それも腕枕で( ´艸`)

それはもう、可愛くて!
とくに両前肢をお顔の前でクロスさせて、
ギュッ
となさるご様子など、
もう、愛おしくて愛おしくて・・・

とはいえ、ずっと腕枕しているのは、
正直、しんどいです。

でも、起こしてしまっては可哀想なので、
そーっっと腕を抜いて、
私の枕の上に、
彼女の可愛いオツムをのせてあげて、
寝顔を愛でつつ、私も眠りにつく・・・

のですが、

なんていうんでしょうね。
だんだん彼女の体勢が、
枕の長方形の長い辺に沿って、
のびび~ん

となってしまうんですね。

で、ふと目覚めると、
布団の入口の、枕1個分のスペースは、
完全に女王様に占領されている、と。

以上のような顛末で、私は2つの枕を並べ、
片方の枕で、夜ごと至福の時間を過ごしてから、
頭をもう片方の枕にずらし、
ベッドの対角線に沿って寝ることになりました。

ちなみに、

ウィリアム公はこの時、
もう片方の枕の上で過ごされていることが多く、
私がずりずりと動くと、むっくり起き上がり、
ベッドの辺と私とでつくる三角地帯に向かわれます。

この三角地帯の入口あたりには
ちー姫サラ嬢が既に休んでいることが多く、
時に、紛争が勃発することもありますが、
おおむね2猫仲良くダンゴになって休んでいます。

首だけあげてこの三角地帯を眺めると、
ちー姫サラ嬢とウィリアム公も頭をあげて
こちらを見てくれたりして、
それはそれで、とても愛おしく、幸せな時間です。

というわけで、私は、寝る前の時間が大好きです。

ずっと腕枕がよいのだけど、まあ許してあげるわ
by Eileen
最近、ようやく慢性下痢から脱出し、
沢山出ていた薬を順番に切っていって、
よし!ゴハン増やしてOK!
という言葉を主治医からいただいたウィリアム公。

いやぁ、長い食餌制限でした。

1月・2月頃には、もうダメかも・・・と覚悟したのですが、
大腸に効く免疫抑制剤の新薬を試してみて、
これがバッチリ効きまして。

3月過ぎから下痢が止り、
食餌の量は変えていないのに
体重が順調に増えていき、
つつあったころのこと。

彼としては、
「すっげぇ、ハラへってンだよ!」
「もっと食わせろよ!」
って感じで、元気になるに従って次第に目つきが鋭くなり、
なんだかとてもワイルドに。

あるとき、

コンビニで買ってきた、
鶏の唐揚げのマヨネーズ和えのお握りを、
私がのほほんと、TVを見ながら、ほおばっていたところ、
一瞬、何が起こったか分らなかったのですが、
次の瞬間、理解しました。

ウィリアム公が私の指ごと、おにぎりに食らいついている

ウィリアム公に人間の食べ物をたべさせるわけにはいかない。
どうしよう・・・どう・・・ったって、
上の牙は私の親指に、下の牙は私の人差し指に刺さってるし!
どう外せばいいんじゃ??

どうやって外したか定かではありません。

引っ張ったら向こうもムキになって引っ張るので、
たぶん、押して、一瞬ヤツの口があいたところで外したのでしょう。

おにぎりは、一粒たりとも食べさせませんでした。

えーえー!もちろん!流血、だらだらでしたけど。
残りのおにぎりを全部食べてから、
流水で洗い、イソジンで消毒し、抗生物質の軟膏を塗り、
止血のためにタオルでぐるぐる巻にして、
右手をしばらく上に上げたまま、
血が止るまでウロウロしてました。

いつもは優しいお兄ちゃん猫のウィリアム公。
餓えというものは恐ろしいものです。
家猫といえども侮る無かれ、です。

これからゴハンの量が増えて、
満腹感と安心感をいつも感じられるようになったなら、
きっと、きっと、
私のゴハンに食らいついて来るようなことはなくなるでしょう。
(そう信じたい)

猫は、そもそも、
決まった時間にゴハンを食べる生き物じゃないんだよ!

ゴメンネ、ママ

by William
サラ嬢が(おおよそ)1歳になりました!

同じ女の子なのに、
アイリーンと比べて一回りサイズが小さい。

なので、いまでも「ちー姫」健在です。

ちー姫、ちー姫、ちっち姫~

とかってからかうと、
分っているのか、
ヒトの隙を見計らって、お布団に、ちー・・・orz

というわけで、
どういうタイミングの時にお布団に、ちー・・・
するか観察したところ、

・寝起きで→
・ゴハンを食べて→
・お水を飲んで→
・ベットに飛び込み→
・足下をならして→
・ちー・・・

となることが判明。

よって対策としては、
・ゴハンを食べて→
・お水を飲んで
いるところで背後にスタンバイ
お水を飲み終わったら、ひょいと抱えて猫トイレにセット。

これをやるようになって、
80%は猫トイレで、ちー・・・

でも、別なことに気を取られて、これを忘れると、
テキメン!お布団に、ちー・・・

スミマセン。忘れた私が悪いのです。

ちー姫は、ちっち姫じゃなくて、ちっちゃい姫ちゃん!

by Sarah
群がっているのは、ウィリアム公とサラ嬢なんだけど、とにかく私が何かを食べようとすると、どうにかして強奪してやろうと私の周りをぐるぐる回る。

そんな連中に冷めた視線を投げかけているのは女王アイリーン。
さすが女王だけあって、そんなはしたないことはしない。

こんな風になったのも、ウィリアム公の慢性下痢のせいで、3匹ともに食事(量)制限を布いたせいなのだが、こんなにキャラが変わるとは思わなかった。

朝は、女王アイリーンがちょっぴり爪をだした前肢で私の頬をチョイチョイして、大きな声でニャーと鳴く。どうも、これは彼女の役割になっているようだ。

そんなわけで、私は今、料理が出来ない。

包丁も危なくて持てないし、鍋から器に移すのも大変な騒ぎ。
サラ嬢に至っては、電子レンジの中まで臭いを嗅ぎ回る始末。

ああ、落ち着いて、家ごはんが食べたいよぉガーン
そうです。
抵抗する私が悪いんです。

午前3時

「ごはんちょーだい」とやってきた3猫に、
「はいはいはい」と与えてしまえば、

あとは二度寝に入るだけ。

なんて、猫って可愛いんだろう。