今日の彼は、きっと最悪な気分だろう。

まず、下痢をした後、私の枕元にやってきて、ほとんど水のようなものを吐いた。とりあえず朝与える薬と吐き気止めを飲ませて、吐いたものを片付けていると、またやってきて吐いた。
(彼のエライところは必ず私の目の届く範囲で吐くこと。おかげで片付けができる)

朝食を与える前に、アイリーンが病院からもらっていた食前の吐き気止め(粉剤)を飲ませて様子を見る。

最近、彼用の処方食より、アイリーンやサラがたべているオリジナル・ミックス・スペシャル(在庫処分ともいう)の方を食べたがって、でもそれを食べると下痢してしまうから、なんとか個室に連れ込んで処方食を食べてもらっている。

アイリーンやサラの食事が終わらないと、個室から出してあげられない。

個室は安心できて、あたたかくて、落ち着くかもしれないけど、他の猫たちと遊びたくても遊べないというのが問題。

さて、本題。

昨日、私は友人とTDLに朝早くから出かけて、夜遅く帰宅する予定だった。
そうなると、問題はウィリアムのトイレである。
個室用のトイレは半日に1回掃除をすることを前提としたくらいの大きさしかない。もし、下痢をしてしまった場合、ウィリアムの立場に立ってみれば、とっても困るだろうと思った。

そんなわけで、朝から3匹の1日分の食事を用意して、ウィリアムは個室から出し、2つの大きなトイレを使ってもらうことにした。

やむをえない措置とはいえ、どう考えても、ウィリアムは2姫用のゴハンにがっついてるんだろうな~と思いながら電車に乗った。

帰宅すると、3つのゴハンの器はからっぽ。トイレはと見ると、ウィリアム公、久々にカタチのあるウンチをドドーンと2つやってくれている。

問題は翌朝だな、と思って眠りについたんだけれども、冒頭に書いたような状態で、「食べたいんだけど、気持ち悪くて食べられない~」という状態。「いいよ、いいよ、無理して食べなくていいよ。明日はきっとお腹が空いて食べられるから。今日はお腹を休ませようね」といって、無理に食べさせるのは止めた。

やっぱり、オリジナル・ミックス・スペシャルは今の彼には刺激が強すぎるのよね。

夜の分の2姫のごはんが終わったら、個室から出してあげよう。
彼はもしかしたら個室で寝たいかもしれないけど、飼い主的には、3猫揃っていっしょに寝たいのよね。