平日、私は仕事があるので、夜のご飯は帰宅後、
すなわち、18:30~19:30である。

20:00を過ぎて帰宅すると、部屋のあちらこちらに、
まるで魔法でもかけられたかのように、
上にあったモノが下にあったり、
右にあったものが左の隅にあったり、
(それも猫の力でどうやって動かしたんだ、と思うようなモノが)
食いちぎられた紙切れとか、枯れ葉の残骸とか、、、

食いちぎっているのはサラ嬢だと推定。
ウィリアム公は何をしているんだろう?
モノを動かしている魔法使いは、女王アイリーンだ(断定)。
魔法使いの女王様。
なんか、メルヘンチックだが、
要は、空腹を満たすものを与える係の者(<私だ)が、
いつまだたっても出すモノを出さないから、
嵐のような魔法が吹き荒れるのである。

わたしの不在の時はまだよい。

問題は、夜中から明け方までの彼等の行動だ。

私はだいたい23:00~24:00には床につく。

ギャーギャー、ニャーニャー、ズドドドッ、

と最初に起こされるのが夜中の01:30頃。
これは、いわゆる「夜の運動会」というヤツかもしれない。

次に起こされるのは、03:00頃だ。

「まだ3時じゃん」

この段階では私の睡魔の方が勝利する。
しかし、彼等の攻撃はここからますます頻度を増す。
寝ぼけている私は、毎日のことであるにも拘わらず、
何で彼等が執拗に私を起こそうとするのか理解できない。

「どうしたの、アイちゃん」

私の懐で眠ることを好むアイリーンを捕まえて、
布団に引き込み、ヨシヨシとなでてやったりする。
勿論、彼女は、一瞬でいなくなる。

03:40、03:50

このくらいになると、彼等の要求が理解できるようになる。

「メシか・・・、でも、まだ早い!」

と、下僕は布団を引っ被る。

ニャーニャー、ミャーァァン、ヌォオーン、、、

私のアタマの上と右と左から、最後の命令が下される。

04:00

各々の器に、各々のために用意されたカリカリを盛り、、
ったとたんに群がる、嗚呼、我が愛しの、獣たちよ。

ウィリアム公が慢性下痢になって食事制限をすることになる前。
1日1回、3匹分の食事を出しっぱなしにしていた、あの頃。

ああ、あの頃が懐かしい。
ウィリアム公のゴハンを計量して与えるようになって、
「ついでに女組も計ろうか、ん?」と巻き込まれてしまった2姫たち。

$福ちゃんの「つくばね日記」-2姫の食事風景

「大姫」アイリーンは「とりあえず、今はこれくらいにしとくわ」みたいな感じで、一気には食べません。
それにひきかえ元ノラ猫さんだった「ちー姫」サラ嬢は、見事に一気食いします。

なので、時々「アイちゃーん、食べる?」と残した分を彼女の前に差し出すのですが、いらないときはプイッと行ってしまうし、食べたかったらゆっくりポリポリ食べます。なんというか、食に対する執着がないみたいな風情で、優雅に食べているのです。

まあ、それはいいんですけど、その間「アイさまったら、食べないの?、いらないんだったら私にちょうだい!」と食に対する執着心まんまんのサラ嬢を押さえるのが大変で...(;^_^A

そんな「女組」の食事風景の動画です。

ここんとこ、ウィリアム公のお世話&病気ブログの毎日更新なんかをやっているので、なかなかこちらのブログを更新できなくてすみませんです。

さて、我が家の男女比率は、1(ウィリアム):3(アイリーンとサラと私)で、なんとなくバランスが悪いなぁと思っているのですが、これ以上、猫を増やすわけにもいかないし、、、

で、『女組』の「大姫(アイリーン)」と「ちー姫(サラ)」の2ニャンズの存在感が非常に大きくなって参りまして、まあ、その原因の一つはウィリアム公が御病気で体重が減少して『女組』の体重の方向に近づいていて、逆に子猫だと甘く見ていた「ちー姫」がぐんぐん大きくなって、これまたウィリアム公の方向にに体格が近づくということで、ただでさえ形勢不利な『男組』を支えるウィリアム公が、加減を知らない「ちー姫」のタックルに弾き飛ばされるような有様。なんだか可哀想なんですよね。



それでも、先週からウィリアム公のステロイド投与がはじまって、非常に活動的になってきまして、今日なんか、「ちー姫」が「(いつもと違う!)」という様子で耳を後ろに倒して、お腹を出して、降参のサインを出していました。

おおっ、ウィリアム公の反撃か!

それでも、やっぱ『女組』の2姫を前にすると、なんとなく気弱になるウィリアム公。

「大姫」と「ちー姫」の関係はというと、貫禄では「大姫」、やんちゃ度では「ちー姫」ということで、この2姫で「もみくちゃ」をやっても、最後は大人の女「大姫」が譲ります。「ちー姫」はバトルに勝利したと勘違いしていて、なんだかエラソーにしていますが、やはりイザとなると「大姫」の貫禄勝ちとなります。

我が家の現在の上下関係は「大姫」>「ちー姫」>「ウィリアム公」>「私」ってカンジで、いつもパソコンしていると2姫に上から見下ろされてしまいます ^^;;

ウィリアム公の慢性下痢が治まって、体重が増えて元のような「大きな猫さん」に戻ったら、この序列も変わることでしょう。


そうそう、2~3日前から「大姫」がクシャミをしていて、昨日あたりから「ちー姫」がクシャミを始め、非常にマズイ状態になってきました。ウィリアム公は今ステロイドで治療していて、感染症は厳禁。今日は久しぶりにウィリアム公も個室から出る気はあったみたいなんですけど、抵抗力が落ちているので遠慮してもらいました。3匹一緒に猫風邪なんて、シャレになりません。『女組』連中の風邪が治るまで、ウィリアム公はしばらく個室生活中心にするつもりです。

飼い主の気持ちとしては、たとえ病気でもウィリアム公を含めて、皆で夜は過ごしたいのですが、なかなか難しいですね。
ウィリアム殿下の病気と、自分の交通事故とで、すっかり更新が滞っていましたが、2姫はとても元気です。

サラ嬢は避妊手術後もすくすくと成長し、大きさもアイリーン姫とあまり変わらないくらいになってきました。とにかく、よく食べる。おでぶさんになっても知らないよ~と言いつつ、まあ、まだ1歳になってないし、たぶん成長期なんだろうと多目に見ています。
$福ちゃんの「つくばね日記」-ちー姫・サラ

で、「女組」の「ちー姫」と呼ぶことにしました。
$福ちゃんの「つくばね日記」-私がサラですが、何か?

だから、アイリーン姫は「大(おお)姫」です。
$福ちゃんの「つくばね日記」-おひさしぶりです

カメラ目線くれました(↓)
$福ちゃんの「つくばね日記」-大姫・アイリーン

この2姫は時々クシャミしたり、目やにが出たりするので、インターフェロンの目薬を冷蔵庫に常備しています。(ああ、いかん。すぐ病気ネタになってしまう) もう少し余裕が出てきたら、この2姫のやんちゃ振りをご報告したいと思います。

ちなみに、
ウィリアム殿下と「ちー姫」の現在の距離は↓こんなカンジ。
$福ちゃんの「つくばね日記」-今の2匹の距離

寒い冬の間に、2匹の距離を縮める計画でしたが、ウィリアム殿下がご病気なので、日中もエアコン設定温度18℃をキープしているため、なかなか団子になってくれません。

「ちー姫」は甘えたさんで、殿下と大姫が寝ているところに、ひっつこうとするのですが、途中から遊ぼうモードに入り、バトルになるか、大人猫が逃げるか、、、なかなか難しいですねぇ
7月からの慢性下痢で、すっかりやせ細ってしまったウィリアム公。貧しい家に迎え入れてしまったことで、大学病院での検査とか、そういうお金の掛かることをしてあげられないのが悲しくて、でも何もしないという訳にもいかず、獣医師から処方された処方食と薬のほかにも、サプリメントや漢方薬を試したりしています。シロウト考えで、かえって適切ではないことをしているのかもしれないです。

でも、獣医師任せで、何もしないで弱っていくウィリアム公を見ているだけでいるより、私が○○をしたから、、、と思えた方がいい。
そう思ってやっていることです。

こういったことには色々ご意見があろうかと思いますが、
ウィリアムは私の猫です。
精一杯、私に出来ることをしてあげたいと思います。

そんなわけで、ウィリアム公の日々のウンチ画像を記録したブログ
猫は病と闘うーウィリアムのウンチ画像記録集」をはじめました。

もし、同じように、飼い猫の慢性下痢に悩んでいる飼い主さんがいらっしゃったら、情報交換できると嬉しいです。
今日の彼は、きっと最悪な気分だろう。

まず、下痢をした後、私の枕元にやってきて、ほとんど水のようなものを吐いた。とりあえず朝与える薬と吐き気止めを飲ませて、吐いたものを片付けていると、またやってきて吐いた。
(彼のエライところは必ず私の目の届く範囲で吐くこと。おかげで片付けができる)

朝食を与える前に、アイリーンが病院からもらっていた食前の吐き気止め(粉剤)を飲ませて様子を見る。

最近、彼用の処方食より、アイリーンやサラがたべているオリジナル・ミックス・スペシャル(在庫処分ともいう)の方を食べたがって、でもそれを食べると下痢してしまうから、なんとか個室に連れ込んで処方食を食べてもらっている。

アイリーンやサラの食事が終わらないと、個室から出してあげられない。

個室は安心できて、あたたかくて、落ち着くかもしれないけど、他の猫たちと遊びたくても遊べないというのが問題。

さて、本題。

昨日、私は友人とTDLに朝早くから出かけて、夜遅く帰宅する予定だった。
そうなると、問題はウィリアムのトイレである。
個室用のトイレは半日に1回掃除をすることを前提としたくらいの大きさしかない。もし、下痢をしてしまった場合、ウィリアムの立場に立ってみれば、とっても困るだろうと思った。

そんなわけで、朝から3匹の1日分の食事を用意して、ウィリアムは個室から出し、2つの大きなトイレを使ってもらうことにした。

やむをえない措置とはいえ、どう考えても、ウィリアムは2姫用のゴハンにがっついてるんだろうな~と思いながら電車に乗った。

帰宅すると、3つのゴハンの器はからっぽ。トイレはと見ると、ウィリアム公、久々にカタチのあるウンチをドドーンと2つやってくれている。

問題は翌朝だな、と思って眠りについたんだけれども、冒頭に書いたような状態で、「食べたいんだけど、気持ち悪くて食べられない~」という状態。「いいよ、いいよ、無理して食べなくていいよ。明日はきっとお腹が空いて食べられるから。今日はお腹を休ませようね」といって、無理に食べさせるのは止めた。

やっぱり、オリジナル・ミックス・スペシャルは今の彼には刺激が強すぎるのよね。

夜の分の2姫のごはんが終わったら、個室から出してあげよう。
彼はもしかしたら個室で寝たいかもしれないけど、飼い主的には、3猫揃っていっしょに寝たいのよね。
サイリウム」というサプリメントが猫の下痢(+血便)に効くらしいというので、早速ネットで取り寄せて飲ませ始めた。

(1)はじめは、薬と一緒に食後に飲ませてみた。
→これはいまいち。

(2)それで、食前に飲ませて食後にお薬というパターンに変えてみた。
→効果はないとはいえないが、うーん、、、であった。

(3)次に、(2)の後に「就寝前の1カプセル」というのにしてみた。
→なかなか好調である。

でも、体調が悪いとき=食欲がない時は何をやってもダメ。黄色いウンチがドバーッと出るときは小腸に細菌がいることが多いらしい。アメリカに送った血液検査の結果も、やはり小腸に問題ありと出た。それで抗生物質を増やし、整腸剤と一緒に飲ませている。

病院の指導では粉剤を水で溶いて、シリンジで飲ませるというものだけれど、どうしてもウィリアム公はこの方法が嫌いみたいで、仕方ないから、薬局で大きめ(#00)のカプセルを買ってきて、1カプセルづつ詰めたものを与えている。

詰めるのに結構時間が掛かるのが玉にキズ。最初は小さいカプセルに詰めていたんだけど、アメリカからやってきた「サイリウム」のカプセルが欧米人仕様の大きなもの。それを飲めるのだから、こっちも大きいのにしても大丈夫だろうと「#00」のサイズにした。詰めるのに要する時間は半減し、本猫も何の違和感もなく「サイリウム」と「病院のお薬」を飲んでくれている。

一度に2カプセル飲ませるのは、拘束されるのが大嫌いなウィリアム殿下には不評なので、時間差攻撃である。

それと、ロイヤルカナンのセンシブルを食べてもらっている。
食欲がないときは、他の子のゴハンをたべたがるので、混ぜて与えていたら獣医師にしかられた。
はい、すみません。食べないときは、ドバッと下痢をするまで待つことにします。

でもね、今日のウンチは、一部分だけど、健康なときのウンチみたいに少し乾燥した塊として出てきた。少しは効果がでてきたんだろうか。

早く、体重を元にもどしてあげたい。

女の子たちにケンカで負けてちゃあ、いかんでしょう。
昨日いってたサラ嬢の手作り簡単お洋服です。

福ちゃんの「つくばね日記」-Sarah嬢のお洋服

あれれ、うしろにウィリアム公がいますね。
何か企んでいますよ。

$福ちゃんの「つくばね日記」-William君、何しているの?

私:ウィリ君なにしてるの?
ウ:サラのお尻の匂いをかいでるの。

$福ちゃんの「つくばね日記」-Sarahのおしりの匂いかいでるの

サ:ちょっと!やめてよね!

$福ちゃんの「つくばね日記」-このオヤジ!

サ:ったく、このオヤジ~
サラ嬢のおなかに貼った絆創膏みたいなの、気になるのか、半分くらい舐めて剥がしてしまった。

で、病院に連れて行ったら絆創膏みたいのは剥がしてしまい、「どうします?このままにしときますか?それともエリザベスカラーにします?」と聞かれた。

前の子(アイリーン)の時は布製のお洋服だったので、私はそっちの方が良かったのだけど、エリザベスカラーへの好奇心も棄てきれず、つい「じゃあ、エリザベスカラーやってみます」となった。

家に帰ってキャリーから出すと、床をカラーで掘るように、あっちへつっかかり、こっちべぶつかりしている。ゴハンはなんとか食べられたけど(カラーしていると独り占めできるので、一気に半分くらいたべちゃった)、水を飲むのは難しそうだ。

結局、私の着なくなった七分袖のTシャツの袖部分で簡易お洋服を作って着せた。
(写真は明日撮影してupしますね)

最初は動きづらいとぐずっていたけど、時機になれて、ゴハンもお水もトイレもバッチリ。

抜糸は16日。仕事の都合で昼間は連れて行けないので、夕方~診察時間修了の間に連れて行かなくちゃ。

飼い主もムチウチでなんだかヨロヨロしているし、アイリーン姫は時々吐いたりクシャミしたり、サラ嬢は時々クシャミ、ウィリアム公は相変わらず下痢と軟便と立派なのを一度に出したり、時々吐いたり。。。

1カ月の可処分所得のうち、半分は猫と人間の治療費だ。

精神障害者厚生年金の申請はしたけど、なんと半年しないと結果が出ない状況らしい。
困ったもんだ。

車は「修理は可能だけど、安いのを買った方がいいんじゃない?」と修理屋に言われる始末。だけど、1週間前に車検を通したばかりだし、なんとか修理できないかなぁ・・・
お迎えに行ってきました。

感動の対面。
サラ嬢はお目々丸丸で、
聞いたこともないような可愛らしい大きな声で、
先生の手から私の腕の中へ、
飛び込んできました。

ちいさなオツムをぐりぐりと、
私の脇の下に押しつけて、、、、

もう、こういうのって、

心細くて、怖くて、寂しい思いをさせてしまった、サラ嬢には申し訳ないけれど、

飼い主冥利に尽きるというか。。。
本音で正直、、嬉しい(〃∇〃)

帰宅早々、エサのお皿にまっしぐら!
#病院ではビクビクこっそり食べてたらしい

で、

ウィリアム公は、ひとしきり彼女の匂いをかいだ後、個室の扉の前へ直行!

なんでそんなに苦手なの?
みんなで一緒にいようよう>ウィリくん

アイリーンとだったら平気なんだけどなぁ、、、
サラ嬢がアイリーン並みに大人猫になるまでは無理かなぁ、、

少しずつ、顔を合わせる時間を増やすようにしてみよう。

病院で、かわいくパッケージされた「避妊手術済みの女の子の猫用」のエサのサンプルをいただきました。さっそく「お赤飯みたいなものね」とお皿に盛ってあげると、我が家の避妊手術済み女の猫2匹にはなかなか好評です。今の在庫がはけたら、これにしてみようかな。せっかく、男の小部屋(狭い)と女の子部屋(とっても広い)に分かれて生活しているんだし。

・・・
あーん!みんなといっしょに遊びたいよ~!!